今回は、最近お客様から寄せられた、ファクタリングをご利用する上で知っておくべき重要な点についてお伝えしたいと思います。
「ファクタリングを利用したら、なぜか怪しいセールスの電話が増えた…」その原因は?
先日、当社のお客様からこんなご相談を受けました。 「以前、急な資金繰りのためファクタリングを利用したが、それ以降、なぜかこれまで無かったような金融業者からのセールスの電話が急に増えた」とのこと。これって一体どういうことなんでしょうか…?
皆様の中にも、同様の経験をお持ちの方や、これからファクタリングの利用を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、この「セールス電話の増加」には、ファクタリングの仕組みに潜むある情報公開のリスクが大きく関係しているのです。
原因は「債権譲渡登記」が誰でも見られる状態になるから
多くのファクタリングでは、お客様(売掛金を売却する側)がファクタリング会社に売掛債権を譲渡した際、その事実を「債権譲渡登記」として法務局に登記します。
この「債権譲渡登記」は、第三者対抗要件(債権の所有者が誰であるかを第三者に主張できる要件)を満たすために行われるものですが、重要なのは、この登記情報が「誰でも閲覧できる公開情報」であるという点です。
つまり、ファクタリングを利用して債権譲渡登記を設定すると、「この会社(貴社)が、売掛金をファクタリング会社に売却して資金調達をした」という事実が、法務局の登記情報を調べれば、誰にでも知られてしまうということになります。
悪質な金融業者は、こうした公開されている登記情報を定期的にチェックし、「資金繰りに困っている会社」としてリストアップし、ターゲットにするケースが非常に多いのです。これが、お客様が経験された「セールス電話の増加」の主な理由と考えられます。
ファクタリングをご利用の際は、このリスクにご注意ください!
ファクタリングは、確かに手軽に資金を調達できる有効な手段の一つです。しかし、上記のような情報公開のリスクがあることを十分に理解しておく必要があります。
「情報が公開されると、取引先からの信用に影響が出ないか心配…」 「怪しい業者からの電話に煩わされたくない…」 そうお考えの方は、特に注意が必要です。
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でんさいネットは、情報の秘匿性が高く、債権譲渡登記のように広く一般に公開されることはありません。そのため、外部に資金調達の事実が漏れるリスクを大幅に抑えることができます。
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ファクタリングをご検討の際は、ぜひ債権譲渡登記による情報公開のリスクにも目を向け、ご自身の事業に合った最適な資金調達方法を選んでください。
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